アメリカ人=西洋人 とはならないと思いますが、彼らの価値観は私たち東洋人からしてみればだいぶ近いものがあると思います。
具体的な経験談を盛り込みながら書いていきます。
前半戦、アメリカ人/西洋人徹底的にやっつけます。
あらかじめ言っておきますが、これは完全に僕の知人たちから得た印象であり、主観的観点に基づいた意見が多々あると思います。ご了承ください。そして反対意見の人はどんどん下さい。
まず最初に言っておきたいことがひとつ。まだこちらに来て「このアメリカ人すげぇ!こいつめちゃくちゃ頑張ってる。ちょっと敵いそうにないな。」ってなやつに会ったことがない。みんな陰で努力してるのか、僕の周りだけそうなのか、ちょっとわからない。だから断定することはできない。
みんなの周りはどうですか?教えて下さい。
まずNYUの学生のライフスタイルから
月曜〜木曜まではたいていの人が授業があります。
多くの人が授業後も夜遅くまで宿題に追われてがんばってます。図書館なんて24時間営業だから深夜までやっていく人も結構たくさんいます。
僕もやばかったときは何度も一夜過ごさせてもらいました。
ただ木曜の夜あたりから目がギラギラしてきます。なぜなら金曜は多くの人が授業がないからです。
アメリカ人は僕の目からするとパーティー野郎。日頃の勉強もこのパーティのために頑張ってるんじゃないかって。金曜、土曜はもうやばいよね。飲みまくって、色んなもん吸っちゃったりして。僕も最初の方は日本代表として皆に負けんように飲んで吐いて騒いでって感じだったけど、最近になって 夜飛ばしまくり=次の丸一日棒に振る という方程式に飽き飽きしたので控え気味です。
ただ外人はこのパターンで週末を過ごす人が多いです。んで男の子も女の子も暇なときのジムは欠かせない。そして日曜日に溜まった宿題を一気に片付けるっていうパターンが一般的。だと思います。
そんな感じ。それで今日書きたかったことはというとそのパーティ野郎の好きなところ。
それはストレートにくるところ。自分の思っている事、こちらに真っ直ぐぶつけてきます。
当然これらた方は傷つきます。
でもこれってすごいありがたいことだとも僕は思います。自分の悪いところ、弱いところ、遠回りにではなく、ダイレクトに指摘されます。
その分深く残る。自分の頭・耳・心に刻み付けられる。
少し具体的な話します。
去年の9月、NYに来て一週間目ぐらいの時に起きた出来事。
皆で部屋のリビングで経済情勢について話していたとき。僕が中国批判を始めた。
「中国の企業は最近日本の中小企業をたくさん買収しているけど、従業員のことなんて何も考えてなくて、日本の技術だけを盗んであとは捨てているんだ。中国人は最悪だ!!」
ていうと、ドイツ人のやつが
"What have you been studying? I thought you study Economics, you should know better man. and I know that you have stereotypes of others, but we are here to change that."
と言われた。"You should know better"というフレーズ。今でも耳に残ってる。これを聞いたときに大きなショックとこのままではまずいという危機感を感じた。
そして今まで自分がどれだけ色々なことに無関心で生きてきたか。どれだけ自分の中の価値観だけで満足して生きていたのか。本当に考えさせられた。
彼のようなストレートな言葉だったからこそ、こんなに自分を奮い立たせてくれたのだと思う。感謝です。
そんなパーティ野郎どものある意味愛情こもったストレートな言葉が好き。
もっとこいや。
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