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Manhattan Gleamer

マンハッタンで見つけた キヅキ・ギモン 世界と共有したい。 日本人て何だっけ?を一緒に考えよう!

2010年4月22日木曜日

ご無沙汰です。survey始めます。

ご無沙汰しております。更新遅くなって申し訳ありません。
残り一ヶ月を切ったNY生活。最後まで全力で駆け抜けたいです。


さてぼくがここ2ヶ月ほど力を入れて頑張ってきた「日本プロジェクト」もまとまってきて、そろそろ終わりに近づいてきました。

そこで、どうしてもやりたかったアンケート調査を始めます。この調査によって人々の文化・考え方の違いを実証してみたいと考えております。また日本/日本人への関心、信頼など、私たちへの印象についても聞いてみたいと思います。学生だけでなく、その辺の人とかにも突撃で聞いて行きたいです!


下記は僕が考えたこれから約200人規模で行おうとしている質問の内容です。
まだ実際に解答してsubmitしないで下さい。完成ではないので。

アンケート


各質問の解説。

Q1. What is your nationality?
→まずは国籍の違いを明らかに。


Q2. Where do you feel is the safest place to live?
→色んな国ありますが、あくまでも狙いは日本への印象。日本=安全というイメージがあるのか。


Q3. Which place would you like to know more about?
→日本という国への印象はどうなのか。もっと知りたいと思われているのか。


Q4. Which place would you like to move for next 1 or 2 years?
→実際に少しでも住みたいと思われているのか。来年、再来年ということで学問的には魅力的な場所だと思われているのか。興味はあるのか。


Q5. Which place would you like to live for 5 years if you have to in near future?
→長期的に住みたいと思われているのか。仕事場として魅力的なのか。


Q6. Which product do you think have the highest quality in general?
→日本製品=高品質のイメージはあるのか?


Q7. What do you think is the key factor to success? mark 2 choices
→成功の捉え方。失敗の捉え方。


Q8. What do you consider as success? mark as many as you want
→成功の定義の仕方。


Q9. How often do you hesitate saying/doing something?
ex: I might hurt one's feelings....., I might make mistakes...etc.
→思いやりの気持ち、思い切りの気持ち。本当に自分のことしか考えてないのか。


Q.10. Do you feel proud of your country's history?
tell me your honest opinions if you have in other's box
→自分の国の歴史について。好きか嫌いか。ちゃんと自分の意見があるのか。
もうちょい上手く聞けないかなー。


Q.11. What is the most important thing you have? can be anything
→どんな価値観を持っているのか。何を大切にしているのか。


Q.12. When you hear “Japan/Japanese", what ADJECTIVES do come up in your mind?
→こっからは完全日本にフォーカスを当てて、単刀直入にどんな形容詞が思い浮かぶ?


Q.13. Honestly, we can take over Japan.
tell me your honest opinions if you have in other's box
→これもっと上手く聞けないか考えてるんだけど、日本/日本人は外人になめられてないか?聞いてみたい。




もし何かもっと上手く相手の意見を聞き出せる方法や聞いて欲しい内容の質問があれば何でも教えて下さい!!皆さんと一緒にアンケート作りましょう!面白いモノにして200人達成しましょう!
どなたでも、何でも待ってます!!





よろしくお願いします!!
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2010年4月15日木曜日

International Pillow Fight!!!

今日のエントリーはいつもよりポップな話題。

つい先日International Pillow Fight Dayがありました。皆さんご存知でしたか?かなり世界的にも浸透しているものでびっくりしました。

NYでもUnion-Square parkでpillow fightがありました。そうです。その名の通り、pillowでfightします。
イベントはfacebookで広まり、confirmed guestはなんと1万5千人。

parkが家から歩いて20秒のところにあるので、僕も当然参加しました。

実際に参加してみると、本当にエピックでした。開始時刻の3時にはparkは人で溢れ帰り、警察が周辺の道路整備を始めていました。
参加者は3〜4歳の小さい子から40ぐらいのおっさんまで、幅広い年齢層の人が枕片手に周りの知らない人たちを叩きまくる。

もう何でもありってかんじ。w

結局イベントは予定通り3時から6時までノンストップで行われ、常に何百人て数の人が叩きまくってました。


こういう馬鹿みたいなイベントって日本とかでありえるのかなー。
警察までも協力してくれて。日本だったらやめろって言われて帰らされるような気がする。

日頃のストレスを解消するようにそのへんのやつらを殴りまくるのは気持ちよかった。

イベントの目標としては「動物を大事にしよう」ていうメッセージを伝えること。
だから枕の使用は動物の羽を使用しているものは禁止。
そして使い終わった枕は会場の箱に入れるとNYの"No Kill Animal Shelter"というところに寄付されることになり、保護されている猫、犬のベッドを作るために再利用されるらしい。


という目的意識もちゃんとあり、とってもアメリカらしく面白いイベントだと思った!

でもどこまで参加者がこの目的意識を共有できていたのか、メッセージを受け取ったのか。
その辺は未知数。

それとイベント後のparkの掃除は誰が行ったのか。(すいません!自分は掃除しておりません!)
数時間でとてもきれいになっていたのですごく驚いた。



偶然park内で知り合いのphotographerに会ったので僕のことも取ってくれていたようです。



こういうイベント日本でもやりたいな。
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2010年4月12日月曜日

ボストンでの学び

遅くなってしまい申し訳ないです。
一段落着いたので更新のペースも初期の頃のように飛ばして行きたいです。

それと段々皆のコメントが多くなってきて嬉しい今日この頃です。

最近も色々なエキサイティングな経験してきました。

まずはこの前の週末を利用して行ってきたボストンの話についてします。

もともとの目的は世界のトップと戦っている友人に会いにいく。
というものだったけど、彼が急にテキサスに転勤になってしまった。
とても残念だったけど、ちょうどその週末に@Harvard Kennedy SchoolでIDCが開催されていたので、このカンファレンスに参加することにした。

このカンファレンスの詳細についてはまた今度話すことにします。
今回はボストンでの日本人学生の方との出会いについて話します。

ボストンと言えば、Harvard,MIT,Tuftsなど世界でもトップの大学が点在する学生の街である。
それなら当然会いにいくしかない。世界で活躍する日本人に。

私が以前から注目させてもらっているD-Lab Japanの方々もこのカンファレンスに参加すると聞いたので事前にアポを取り、お会いさせてもらうことになった。

最初はHarvard Kennedy Schoolの方一人とお会いする予定がどんどん広がり、幸運にもMIT,Harvard,Chicagoの大学院に通う様々なバックグラウンドの方とお会いすることができた。


以下は皆さんと別れた後、電車を待つ駅で「この興奮を忘れたくない」思いで書いたメモである。

少し修正しましたが、乱れております。ご了承ください。


今まで味わったことのないハイレベル会話。

D-Labを名古屋大学にも導入したいという思い、D-Labの方に話した。慶応や東大では来期から既に授業が開始されるらしい。
宿題が出された。この講義を教えてくれる。時間を割いてくれる先生を見つけてくること。
そこから始まる。


ヴォーゲル松下村塾
という日本の将来のことについて真剣に考え抜く討論がヴォーゲル教授の指揮の下ボストン在住の日本人によって定期的に行われている。
HarvardにはEzra Vogelという日本をはじめとした東アジアの社会・経済の研究の第一人者である、素晴らしい教授が存在する。
彼が1979年に出版した"Japan as Number One"はベストセラーを記録している。聞いたことはあったが、読んだことがなかったので是非読んでみたい。
彼らが目指すのは本の出版という形でのアウトプット。内容が今の自分が考えていること同じ方向性だったのでとても面白かった。

なんとかついていった話しの内容はこんな感じだった。

日本の強み!
組織力
組織へのロイヤルティー
一致団結して皆が同じ方向みて一つの目標・課題に取り組む。(同じ価値観、同じであることに価値を見いだす。異なる意見のやつは無視)
外からの情報収集活動も積極的に行い、上手く利用している。

今の日本に必要なこと。
モノ作りからアイディア作りの社会への変革。
若者に対してー変革に必要な考えはこうだ!
大人に対してー若者の変革の準備をしとけ!

日本を魅力的な国にする(制度・文化)
優秀な人が来る。(知的労働者)
高齢者にも知的能力を発揮してもらう

その他にも具体的/現実的な政策まで落としこんでいたが、あまり具体的に書くと怒られそうなのでここまでにしときます。

感想として、
ハイレベルな会話。自分がついていけない。
皆さんのバックグラウンドがすごい。
彼らは間違いなく日本のトップ。
自分は全く付加価値を生み出せなかった。
悔しさ。


そして僕が行っている「日本プロジェクト」のアドバイスももらえた。

日本人という概念に固執することはない
国際人として考える。
ある程度の能力があれば皆同じ。

おれのプロジェクト、これは日本にいてもできること?
いかにアメリカ文化にとけ込むか。そこから生まれる苦しさ、疑問を探せ。

そしてあまり考えすぎるな。
頭でっかちになる。

最後の「考えすぎるな」という言葉。とても自分に響いた。
自分は元々直感や感覚で動く方の人間だと思う。
それが必ずしも正しい結果に繋がることは約束されていないが、自分の感覚は常に研ぎすませていたい。

全然まとまりがない文章でかたじけない。締めに向かう。


世界は本当に広い。自分のちっぽけさ、一人でやれることの小ささに気づかされる毎日。
でも世界中には仲間がいる。まだ出会ってないかも知れないけど、数えきれない仲間たち。

一人でできないことも仲間がいれば勇気が湧いてくる。やれそうな気がするんだよね。だから挑戦したい。溢れんばかりのアツいハートを持った仲間たちと。こいつらと一緒なら太陽の光が届かない真っ暗の惑星にも俺らが集まって輝けば光を届けられると信じているから。

"Let's gleam the world together"




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2010年4月5日月曜日

日米大学教育について

最近ブログの更新が滞っておりました。
もし、少しでも更新を期待してくれているとっても心優しい方がおりましたら、謝りたいです。
ごめんなさい。

つい先日初めてコロンビア大学を見学してきました。とっても素晴らしいキャンパス。これを見せられたら、「頑張って勉強してここ入ろう!」て気持ちになれます。


今日の話は日本・アメリカの大学教育を体験して感じたことについて書きます。

といっても、名古屋大学&NYU(学部レベル)だけしか経験がないので、皆さんの意見もシェアして頂けると幸いです。概念的なことは語れませんので、あくまでも、僕が2つの学校を経験したことを話します。


まず結論から言うと、圧倒的にアメリカ大学の方が勉強するには適している。
図書館、自習室、大学寮などの設備面
教授の熱意・経験、授業の内容などのコンテンツ面

どちらをとってもアメリカの学校ははおよその日本の大学より圧倒的に優れていると思います。

更に個人的に言うならば、
面白いテレビ番組がない、バイトできない、外人からまったくモテない(泣)などの外的誘惑要因も少なく、勉強に専念できる環境が整っていると言えると思います。



僕が今ビジネススクールで履修しているBusiness Communicationのクラスの話を少しします。

この授業は簡単に言えば、プレゼンのクラス。いかに自分の言いたいことを効率的/効果的に相手に伝えるかを学ぶ授業。とても実践的な授業です。

この授業では生徒はチームに分けられ、二週間に一回ぐらいのペースで課題が与えられプレゼンをします。基本的にはロールプレイ形式が多く、ある企業の問題を解決する方法をその企業の一員になり考え、VPにプレゼンをするということなどをしていきます。

この授業でとても面白いことは
①自分たちのプレゼンが録画されていること。
②教科書はただの副教材。You Tubeの多用。

①はその後の教授、TAとのフォローアップをし、自分たちのプレゼンのどこが良かったのか、悪かったのか、声のトーンから、ジェスチャーまで本当に細かいところまで指摘されます。

②は授業中や課題でYou TubeでSteve Jobsプレゼンの分析をしたり、Guy Kawasasaki @Stanfordの講義を見てプレゼンの方法を学んだりと、とっても興味を持って取り組める内容になっています。
教科書の内容は授業中で触れることはほとんとせず、読んでくるのが前提です。


少なくとも僕がいた名古屋大学ではこんな授業はなかった。ゼミ以外小規模な授業がなく、学生同士のディスカッションさえ授業でなかった。
皆の大学はどうですか?教えて下さい。


こちらに来てから、案外勉強も楽しいんじゃないかって、思えるようになった気がする。自発的にも取り組めるようになった。
こんな風に思えるようになっただけでも留学した甲斐があったと思う。

今日、授業中に学部長がきた。"You are the most important source of information to make our school better"と言い、皆にどうすればこの学部のカリキュラムを良くする事ができるのか、ということを生徒に直接、聞きにきた。
30分ほど、授業を中断し、生徒と学部長がとってもカジュアルな形で真剣に話し合った。
学部長は話しながら私達の意見のメモを取っていたのが印象的だった。
僕も交換留学生として、意見を述べた。


とても納得できた。僕たちの学校なんだから、僕たちの意見を聞きにくる。この行いは毎年数回様々な学年のクラスに行って学部長が直々にやっていることらしい。


一年間のNYUの授業料が名古屋大学の10倍もかかるからなのか、
生徒側の学校に対する要求が大きいからなのか、それは学校側の要求なのか、
教授の熱意、やる気からなのか、


とにかくアメリカの大学は勉強したい者にとっては本当に魅力的な要素がたくさんあると思う。色々な国から勉強しにくる人がたくさんいるのはとても納得できる。ボトムアップ構造は間違いなく成り立っている。

どうしてこんなに違うのだろう。日本の大学教育っていったい何なんだろう。
ソローモデルが何なのかを知らないまま経済学位が与えられるっていう現実は何なんだろう。




名古屋大学
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2010年3月31日水曜日

アメリカ人の良いところ

今回はアメリカ人に焦点を当てて考えます。
アメリカ人=西洋人 とはならないと思いますが、彼らの価値観は私たち東洋人からしてみればだいぶ近いものがあると思います。

具体的な経験談を盛り込みながら書いていきます。

前半戦、アメリカ人/西洋人徹底的にやっつけます。

あらかじめ言っておきますが、これは完全に僕の知人たちから得た印象であり、主観的観点に基づいた意見が多々あると思います。ご了承ください。そして反対意見の人はどんどん下さい。


まず最初に言っておきたいことがひとつ。まだこちらに来て「このアメリカ人すげぇ!こいつめちゃくちゃ頑張ってる。ちょっと敵いそうにないな。」ってなやつに会ったことがない。みんな陰で努力してるのか、僕の周りだけそうなのか、ちょっとわからない。だから断定することはできない。
みんなの周りはどうですか?教えて下さい。


まずNYUの学生のライフスタイルから

月曜〜木曜まではたいていの人が授業があります。
多くの人が授業後も夜遅くまで宿題に追われてがんばってます。図書館なんて24時間営業だから深夜までやっていく人も結構たくさんいます。
僕もやばかったときは何度も一夜過ごさせてもらいました。


ただ木曜の夜あたりから目がギラギラしてきます。なぜなら金曜は多くの人が授業がないからです。
アメリカ人は僕の目からするとパーティー野郎。日頃の勉強もこのパーティのために頑張ってるんじゃないかって。金曜、土曜はもうやばいよね。飲みまくって、色んなもん吸っちゃったりして。僕も最初の方は日本代表として皆に負けんように飲んで吐いて騒いでって感じだったけど、最近になって 夜飛ばしまくり=次の丸一日棒に振る という方程式に飽き飽きしたので控え気味です。

ただ外人はこのパターンで週末を過ごす人が多いです。んで男の子も女の子も暇なときのジムは欠かせない。そして日曜日に溜まった宿題を一気に片付けるっていうパターンが一般的。だと思います。


そんな感じ。それで今日書きたかったことはというとそのパーティ野郎の好きなところ。


それはストレートにくるところ。自分の思っている事、こちらに真っ直ぐぶつけてきます。


当然これらた方は傷つきます。

でもこれってすごいありがたいことだとも僕は思います。自分の悪いところ、弱いところ、遠回りにではなく、ダイレクトに指摘されます。

その分深く残る。自分の頭・耳・心に刻み付けられる。


少し具体的な話します。
去年の9月、NYに来て一週間目ぐらいの時に起きた出来事。

皆で部屋のリビングで経済情勢について話していたとき。僕が中国批判を始めた。
「中国の企業は最近日本の中小企業をたくさん買収しているけど、従業員のことなんて何も考えてなくて、日本の技術だけを盗んであとは捨てているんだ。中国人は最悪だ!!」

ていうと、ドイツ人のやつが
"What have you been studying? I thought you study Economics, you should know better man. and I know that you have stereotypes of others, but we are here to change that."

と言われた。"You should know better"というフレーズ。今でも耳に残ってる。これを聞いたときに大きなショックとこのままではまずいという危機感を感じた。

そして今まで自分がどれだけ色々なことに無関心で生きてきたか。どれだけ自分の中の価値観だけで満足して生きていたのか。本当に考えさせられた。
彼のようなストレートな言葉だったからこそ、こんなに自分を奮い立たせてくれたのだと思う。感謝です。


そんなパーティ野郎どものある意味愛情こもったストレートな言葉が好き。
もっとこいや。


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2010年3月28日日曜日

マンハッタン

今日はこれについて話したいと思います。

マンハッタンというかアメリカ。
でもここにいて思うけど、マンハッタンってアメリカであってアメリカじゃないと感じることが多々あります。中学校のときにミシガン、イリノイ州に住んでた事があるので、その時の環境と今のマンハッタンには少し違いを感じるときがあるのです。

まずは僕が感じるマンハッタンとアメリカの違いから。

①圧倒的な国際色。
町を歩いていると、本当に色々な言語を聞きます。色々な人種を見ます。
ここがいったいどこの国なのを忘れてしまいます。

②圧倒的な個性がある。
国際色と少し重なるところもあるのですが、国の違いだけでなく、本当に色々な人・町があります。土地の大きさは山手線の内側に相当するらしいのですが、その中でも個人やエリアの強い個性というものをそれぞれ感じます。みんな全然違います。面白いです。飽きません。

だからだと思うのですが、「自分はここに属している」という意識は比較的早く自分の中に芽生えると思います。自分がどんな人種であってもマイノリティ意識はあまり感じません。みんな違うからです。

とは言うものの
③根を下ろすことが難しい。
と感じます。マンハッタンという町は人の循環が本当に早い。人の出入りが頻繁です。ここに住むこと自体とんでもなくお金がかかります。特に食事と住居費。だから幼少期から老年期までずっとここに住む人なんて滅多にいないと思います。マンハッタンが故郷の人っているのかな。

故にマンハッタンは人と人、人と土地のつながりが薄いと感じます。
みんな心のどこかで「どうせいつか私/僕はここからいなくなるし。」と思っているんじゃないかって。


それってやっぱりどこか寂しい。これが7ヶ月ここに住んでもどこかに感じる心の隙間なのかもしれない。これが自分の立場上によるものなのかはわからないけど。

僕は地元が名古屋で中学/高校のアメリカ3年以外はずっと名古屋。名古屋はそういう意味では人と人、人と土地のつながり本当に強いものを感じます。そんな名古屋が好きです。だってやっぱり人って常に何かと繋がって生きていたいと思う生き物だから。
東京はどうなんだろう。そんなことも思います。


マンハッタンは輝いている。街中を歩くビジネスマン、学生、観光客。輝いて見える。皆Broadwayを歩くことに誇りを感じ町は活気に満ちている。
でも夜になると、Empire Stateビルの明かりが消え、町は眠りにつく。眠る前にどれくらいの人が「ふるさと」を懐かしむのだろう。そんな寂しさもあるマンハッタン。


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2010年3月27日土曜日

日本人としてのマナー

前回の続きから始めたいと思います。


そうなんです。韓国の生徒、そのような歴史的事実があるにも関わらず、意外に私たちに好感を抱いてくれている人たちが多いんです。

それは彼らが「むかし」と「いま」の線をしっかり理解しているからだと思います。

彼らの自国の歴史に関する教育はどの生徒と話してもしっかりしている印象を受けました。事件の年号や被害者の数までしっかり覚えている学生も多く驚きました。
彼らは自分たちの事を良く理解しているのです。私たちの祖先が彼らの国・祖先に何をしたのかも良く理解しています。これは中国の学生にも共通して言えることです。
それなら私たちに憤り・対抗意識持っているのも納得できないでしょうか?


私たちが彼らに犯した事は規模の大小はあるにしろ事実なのですから。それが私たちには何の関係もない祖先の方によって犯されたことであっても、私たちには彼らの血が流れ、彼らと同じ地を踏んで生きているのです。「いま」と「むかし」。切っても切れない因果関係によって結ばれています。「むかし」があるから「いま」がある。点ではなくて線で描かれています。決して切られることがない線で。


でもこの線、切ることはできないんだけど、どんな形にもなる。どんなことも描くことができる。たくさんの線と絡み合いながら。

私たちの「むかし」の線は尖っていて、触ると痛い。絡まると怪我をする。でも「いま」の線の形は柔らかくて、優しくて。他の線ともなめらかに絡み合う。

韓国の人はこのなめらかさが故に好感を持ってくれているのだと思う。
「いま」の私たち。それを形成しているのはまぎれもなく私たち自身。私たちの文化。
私たち自身は文化を体現している媒体のひとつ。線の一部。

線の一部なのに、今までの自分はどんな形をしていて、どういった線と触れ合ってきたのか、それを知らないことは許されない。


だから知って欲しい。自分たちの「むかし」を。それが日本という線の一部になる義務だから。他の線と絡み合うマナーだから。
ようやく義務教育の意味がわかった気がした。


上手く伝わったかな。


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